あのGoogleが3月19日にゲームストリーミングサービスのStadiaを発表し、同日の任天堂株、ソニー株が3%超の下落となった。
WBSの解説では、2018年世界のゲーム市場は約15兆円。
内訳は以下のとおり。
パソコン:25%
家庭用ゲーム機:28%
市場関係者は家庭用ゲーム機市場とバッティングすると考えて売りをだしているが、どう考えてもバッティングするのは、スマホ、タブレット、パソコン市場のほうになるため、売りは早計でしょう。
また、Stadiaはゲームタイトルや課金についてはまったく触れられておらず、時価総額世界一のApple対策のため、iOSは非対応であったりと、おもしろいゲームを遊ぶのに適したプラットフォームであるか?は正直まだよくわからない状況だ。
任天堂は本質的には娯楽企業であるのでGoogleのライバルにはならないが、ソニーのプレイステーションは正直厳しいと思う。
なぜか?
それはプレイステーションがハードウェアスペックを前面におしだしている製品であることからもわかるだろう。加えて、DVDなどの動画再生端末としての需要も大きい。
この2点が決定的にGoogleのStadiaとぶつてしまう。
ハードウェア性能で考えれば、家庭用ゲーム機でできることと、巨大データセンターでできることは雲泥の差がでてしまうし、動画再生端末もNetflixなどのストリーミングサービスとは相性がよくない。
プレイステーションの未来は暗い。