11月1日(日)から障害が発生し使用不可の状態だ。
公益財団法人ふくい産業支援センターのホームページの情報によると被害の状況は以下の通り。
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被害の状況
(1)システムの消失
ふくいナビシステムの全プログラムが完全に消失した状態です。システムの再構築は可能ですが、相当の期間が必要で再稼働の時期は現時点では未定です。
(2)登録データの消失
当センターおよび利用者が登録した全データ(バックアップデータを含む)が完全に消失し復旧が不可能な状態です。
消失したデータには、県内商工支援機関等のイベント情報などウェブ上に掲載されていた情報のほか、メールマガジンやメーリングリストの利用者が各自で登録したメールマガジン等の送信先アドレスや過去の配信内容も含まれています。
(3)情報の漏えいについて
利用者の情報漏洩はありません。
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ソースコード自体のバックアップは取ってあったようで、システムの再構築は可能だという。完全に消失して復旧が不可能なデータは、県内商工支援機関等のイベント情報、利用者が各自で登録したメールマガジン等の送信先アドレスや過去の配信内容だという。個人情報、人命に関するもの、お金関連のデータではなかったので、いっては悪いのかもしれないが、それほど重要なデータでもないので、そこまでのお咎めはないだろう。正直ふくい県のイベントをホームページでチェックするヒトは全国的にみてかなり少数でしょうしね。
ちなみに、本ブログを投稿時点でNECキャピタルソリューションのホームページの閲覧ができなくなっており(おそらくトラヒックが集中してサーバダウン中だが、11月に入ってから9日まで株価は上昇している。
日本の投資家にはデータロストなど何するものぞの精神が感じられて非常に不安を覚える。