確定申告した場合、ふるさと納税の控除は『住民税』と『所得税』のどちらからも行われる。
しっかりと控除が行われ、自己負担\2,000に収まっているかどうかを確認するには『住民税決定通知書』に加えて『昨年度の確定申告書の控え』を用意する必要がある。
確認の手順は次のとおり。
①確定申告書の『課税される所得金額』の金額から『所得税率』を確認する。
※確定申告書の30or31に金額の記載があることが多い。
②（寄付金額-\2,000）×所得税率×1.021（特別復興所得税）を計算する
③次に、住民税決定通知書の左下にある『適用』欄を確認する。
④摘要欄に『寄付金額控除 市民税\xxx、県民税\xxx』という記載を確認する
⑤控除されている市民税と都民税の合計金額を計算する
（この金額が、ふるさと納税の控除が住民税から行われている金額、となる）
⑥上記②と⑤の合計額が『寄付金額-\2,000』となっていることを確認する
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以下は計算の具体例。
②
(57,000-2,000)*0.2*1.021
=11,231
⑤
35,016+8,754
=43,770
⑥
11,231(②)+43,770(⑤)
=55,001
57,000-2,000
=55,000
となり、\1のズレがあるがぴったりにはならないものかも。
