■ネトゲ戦記からの抜粋
上記の回答をもとに質問します。以下の文章は、上記と同じ著者によるノンフィクションのあとがきです。以下の文章から著者のパーソナリティを説明してください。
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ネットゲームと裁判を通して思ったことは、人と人はわかりあえないし、話し合いで解決できないということ。
それをゲームではゲームシステムによって解決し、裁判は法と裁判官によって解決してきた。
ゲームも勝てないと眠れないくらい悔しいし、グラニとの裁判中に、成功者としてインタビューを受ける谷さんの記事をスクラップし、裁判で使える資料にならないか何度も読み直していたころは人生でもttも悔しかった。
物の味があまりわからなくなり、3時間以上連続して眠ることができず、人と会う気にもならないので見落としがないか何度も何度も1カ月の間、裁判の資料をすべて読み直していた。
和解を蹴った理由は、そうしているうちに「この裁判で芋を引いたら残りの人生で真っすぐに立って歩けない」と確信したからだ。
期待値や合理性でいうと間違っていることは、弁護士からの説明で理解していた。
おそらく谷さんも、俺が和解すると思って会社売却の準備を進めていたのだろう。
その会社売却と、和解拒否が奇跡のようにかみあい、差し押さえに成功しただけだった。
だから、俺から言えることは、
よほどゲームを愛していなければ、ネットゲーム廃人になんかならないほうがいい。
ほかにどうしてもやりたいことがあるのでなければ、学校は中退しないほうがいい。
よほど許せないのでなければ、裁判なんてやらないほうがいい。
どうしても譲れないのでなければ、信頼できる弁護士がすすめるなら、和解して終わらせたほうがいい。
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このノンフィクションのあとがきから、著者のパーソナリティについて以下の特徴が浮かび上がります。
1. **現実主義と悲観主義**:
- 「人と人はわかりあえないし、話し合いで解決できない」という発言は、著者が人間関係やコミュニケーションに対して悲観的であり、現実主義的な視点を持っていることを示しています。
2. **強い悔しさと情熱**:
- ゲームでの敗北や裁判の進行中に強い悔しさを感じ、眠れないほど情熱を注いでいたことから、著者は非常に情熱的であり、目標に対して全力で取り組む性格です。
3. **執念深さと徹底した準備**:
- 谷さんの記事を何度も読み直し、裁判の資料を何度も見直す姿勢から、著者は執念深く、細部に至るまで徹底的に準備するタイプであることがわかります。
4. **感情に基づく決断力**:
- 和解を蹴った理由として「残りの人生で真っすぐに立って歩けない」と感じたことから、著者は感情や信念に基づいて重要な決断を下す傾向があります。
5. **自己認識と合理性のバランス**:
- 和解拒否が合理性に欠けると理解しながらも、自分の信念を優先したことから、著者は自己認識がしっかりしており、合理性と感情のバランスを取るのが難しい性格です。
6. **経験に基づく助言**:
- あとがきで「ネットゲーム廃人になんかならないほうがいい」「学校は中退しないほうがいい」「裁判なんてやらないほうがいい」「和解して終わらせたほうがいい」と助言していることから、著者は自分の経験を踏まえた現実的な助言をする傾向があります。
7. **決意と固い意志**:
- 裁判に関する決断や行動から、著者は強い決意と固い意志を持っており、自分が譲れないと思うことに対しては一歩も引かない姿勢を持っています。
8. **自己反省と学習能力**:
- 著者の経験談には自己反省が含まれており、これを通じて学んだ教訓を他人に伝えようとしています。この点で、著者は学習能力が高く、経験を糧にする性格です。
総じて、著者は現実主義で情熱的かつ執念深く、感情に基づく決断力を持つ人物です。合理性を理解しつつも自分の信念を優先することがあり、経験から学んだことを他人に助言する実用的な一面を持っています。また、固い意志と自己反省の姿勢も特徴的です。