naos92の日記

あなたは夢をみる?志を低く自我を薄く、万人に好かれる便利な奴隷を目指します。

【必見】サイゼリヤ社長である堀埜一成のインタビュー

テレビ東京の人気シリーズ企画であるトップの決断に現サイゼリヤ社長である堀埜一成(ほりのいっせい)のインタビューが放映されている。

堀埜社長の経歴は、京都大学大学院農学研究科修了後、味の素にて20年近く働いた後にサイゼリヤに転職してきたひとだ。

以下は、インタビューのメモ。

堀埜社長の理念は、食の産業化、メーカー並みの労働時間と待遇。

飲食業界は長時間労働の低賃金。ここを変えたい。
産業にするには、2つ大事な点がある。技術と制度だ。技術と制度がメーカーと大きく違う。技能を技術にしないと産業にならない。
お金を生まない労働時間をどうやって下げていくか?
弾薬補給庫のイメージ(セントラルキッチンとは違う)

トップは司令官の発想(オンオフの発送、やるかやらないか)と軍曹の発想(必ず勝たなければならない、HOWの発送)ことが大事。
トップが軍曹の発送をもつと現場が楽。
SNSで反応をみる。

コロナ禍の対策(どうやったら安心して来店してもらえるか?)

対策1.客と従業員を守るための価格改定。(会計時の密を下げる)
パンとライスの価格を一緒にしたかった。オプションメニューの変更時に説明のムダなどが多かった。

対策2.客と従業員を守るための手書き注文。(飛まつを避ける)
対策3.しゃべれるくん、の導入(飛まつを避ける)

サイゼリヤでは、最初に原料を買って、後から現金を払う。自社の工場を持っているし。固定費が多い。そのためキャッシュを厚めにもっている。
他社は、現金を払って、原料を買う。

雇用を守る
利益体質にする
別の業態を造る
だれでもいつでも食べれる
無駄なものだけなくす(けち臭くならないように)

コロナ禍における日本と海外との差で顕著だったのは以下の2つ。

1.速度(自粛要請→すぐにお金くれた、日本は未定)

2.中小企業と大企業を分ける
海外:失業率を気にする
日本:失業率を気にしない、個人店主を守る?
中小大変60社が倒産。お涙頂戴。
大企業のチェーン店1000店→失業率があがっているはず
お金のつかうところが違う。中国だと緊急時に野戦病院を造った。日本だとその発想もなさそうだし、実行もできなかっただろう。