naos92の日記

あなたは夢をみる?志を低く自我を薄く、万人に好かれる便利な奴隷を目指します。

学術会議が盛り上がっている件について

アゴラの記事から。

池田信夫共産党嫌いは有名なので、学術会議に共産党の影響が強いとわかれば、たたきまくるのは分かっていたことだが、衛藤幹子の記事は一瞥する価値はあると思う。

正義と悪の二元対立に話題を転換して、一方を絶対的正義とし、絶対的正義に賛成しない人々を悪=不正義と決めつけ、社会的に抹殺するような活動(いわゆる、ワイドショーのような発想だ。)を行うことに対する記事に読める。

本来、他者を攻撃することは「悪」のはずだが、攻撃する対象を「悪」だと決めつけてしまえば、その攻撃は本人の中では「正義」に変換され、美化される。当然罪悪感も感じない。過去の歴史だと、ポルポトさんの大虐殺や毛先生の文化大革命などだ。

国の研究機関の一部である学者、研究者なら、国に対して貢献した研究実績がある、国民生活に対してプラスとなるまたはプラスとなりそうな研究内容から選ばれるべきだとは思うのだが、自分たちの村のなかで独自のルールをつくり、任命権者から拒否されると学問の自由がーといって声高に叫びだすのは、やはり国民の理解が得られないのではないか。
菅総理は将来の選挙対策のひとつとして学塾会議を問題にして炎上させたのだろうか。
現段階で、はっきりした内容の報道がないことから、真相は藪の中になるだろうが、コロナ不況でバタバタ倒産していく企業を横目に、独自の村ルールで動く組織に10億の予算はやはり理解が得られないと思う。

 

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