ブレグジットとは「ブリティッシュ・エグジット(英国の離脱)」を縮めた単語で、英国のEU離脱決定をめぐる議論で使われる。
世界史をすこしでも勉強したことがあるヒトならわかると大英帝国という単語をきいたことがあると思う。
いちじは世界の四分の一を支配していた大英帝国の終焉がいつなのか明確にはなっていないが、
以下のいずれかの時期だといわれている。
1942年 日本軍によるシンガポール陥落
1944年 インパール作戦発動に伴う英領インド侵攻
1947年 インドとパキスタンが独立
1956年 英国がスエズ運河の支配権をめぐってエジプトに侵攻と撤退
1980年 ローデシアの黒人達への権力委譲が行われてサッチャー首相が涙
1997年 クリス・パッテンが涙した香港の中共への返還
第二次世界大戦ではすでに米国が国力で世界のトップだったことを考えると、
1942年が大英帝国の終焉と考えるのがよい。
で、ブレグジットで世間をにぎわせているのが2019年。
約75年程度でここまでの衰退。
英国のご老人たちが子供だった時代は、まだ大英帝国の記憶があったでしょうに。
没落するときはあっという間。
日本はどうであろうか?
第二次世界大戦後を考えると、1979年 ジャパンアズナンバーワン出版がひとつの頂点だといえる。
そう考えると、2050年~2060年ごろには先進国でありつづけることができるのかが決定的となるのでしょう。