数日前、大戸屋の授業員が不適切動画を投稿したことの対応として、大戸屋が全店一斉休業を行い、従業員教育を実施した。全店休業の影響で、一億円程度の損害が発生したようだ。
ひと昔まえにも、同じような騒動があり、動画の投稿先が、youtubeやニコニコd黄河から、InstagramやTikTokに変わったのは時代の流れを感じるが、やっていることは昔と一緒。
本件について、WBSに労働問題に詳しい藤田さんが、与えられている役割と報酬のギャップなどによる職場の不安と解説していたが、それは少し違うのではなかろうか。
不適切動画を投稿するひとたちは、ああしたイタズラには危険が伴うことを理解しているだろうし、大変高価な支払をする羽目になることも理解はしているのだろう。
ただ、一種の間に無限の快楽を味わったヒトにとって永遠の劫罰(こうばつ)など何の関係があるのであろうか。
ということで、経営者からすると、日本の若者に対しては扱いに細心の注意を払わなければならず、最新の注意を払う方向に舵をきるのか、または定年退職者や外国人を中心に雇用を増やす方向に舵をきるのか、判断どころとなる。