任天堂決算と感想
直近の配当予想では、昨年度と比較して減配となっていたが、あつまれ動物の森効果もあり、結果として増配となった。
すなおにうれしい。
USJについての記載はなかった。
以下は、【2020年3月期決算説明会カンファレンスコール質疑応答(要旨)】からの抜粋とその感想。
Q6
例えばNintendo Switch Onlineの有料会員数や、従来から行っている「ニンテンドーアカウント」の取り組みについて、定量的な説明をしてほしい
A6
Nintendo Switch Onlineの有料会員数について、今回は具体的な数を開示する予定はありませんが、ハードの普及拡大に伴って、既に(2020年1月の経営方針説明会で)公表しました1500万アカウントを超えて順調に増加しています。
『マリオカートツアー』の配信等に伴って「ニンテンドーアカウント」をお持ちのお客様の数が1億を超え、その後も大きく増えている状況です。
感想
一番知りたかった有料会員数について非公開ということで、とても残念。
今後の投資判断には有料会員数の増加が必須だと考えていただけに、ホールド判断が必要だなあ。
Q7
中国でのNintendo Switchビジネスの展開について、前期の販売実績と当期の販売計画を教えてほしい。
A7
中国市場向けの売上高は、決算短信に記載されている「連結販売実績」の「その他」地域に含まれています。「その他」地域には中国以外のアジア地域や豪州の売上高も含まれています。
感想
昨年度株価が一時的に爆上げとなった要因の中国本土への販売は、決算数字にほぼ影響なし。
中国での販売増を期待していただけに残念。
Q9
当期のモバイルアプリのラインアップと収益に対する考え方を聞かせてほしい。
A9
今後のモバイルビジネスの位置付けについてですが、モバイルのマーケットに向けて新しいアプリを何本も継続して出していくというよりは、任天堂のビジネス全体の最大化に向けて、任天堂IP(ゲームのキャラクターや世界観等)の積極活用を推進するための手段として、モバイルビジネスを続けていきたいと思っています。
感想
モバイルアプリは広告費の位置づけみたい。
ただ、ポケモンゴーには触れていないので、ここもイマイチ不明。