しかし東京電力の決算資料はよくわからない。
アナリスト向けの説目資料を読んでもよくわからない。
海外投資家向けにわかりやすい説明をしようという心意気も見られないので、海外からの資金が流れ込むことは難しそうだ。
あと、この株に投資するにあたり一番大事な配当金に関する説明がなかったのも残念だ。
発表された資料を抜粋すると以下の内容。
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【2020年度第2四半期決算のポイント】売上高は、競争激化や、新型コロナウイルス感染症の影響で販売電力量が減少したことなどにより減収経常損益は、グループ全社を挙げた継続的なコスト削減に努めたものの、売上高が減少したことなどにより減益四半期純損益は、前年度特別利益の反動減などにより減益
セグメント別のポイント
【東京電力ホールディングス（ＨＤ）】経常損益は、基幹事業会社からの受取配当金の減少や東京電力ＥＰへの卸電力販売の減少などにより減益
【東京電力フュエル＆パワー（ＦＰ）】経常損益は、JERAにおいて燃料費調整制度の期ずれ影響が好転したものの、需給収支が悪化したことなどにより減益
【東京電力パワーグリッド（ＰＧ）】経常損益は、コロナ影響によるエリア需要減があったものの、低圧需要の増加による託送収益の増加などにより増益
【東京電力エナジーパートナー（ＥＰ）】経常損益は、競争激化やコロナ影響による売上高の減少があったものの、東京電力ＨＤからの購入電力の減少などにより増益
【東京電力リニューアブルパワー（ＲＰ）】経常損益は、東京電力ＥＰへの卸電力販売の増加などにより増益
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そういえば東京電力はホールディングスになっているので、各事業会社がどのような事業を行っているのか把握していないと決算内容もわからないことに気づいた。
2020年4月―9月の売上と前年比増減比率。
東京電力ホールディングス（ＨＤ）：持ち株会社。2,679億円(83.3%)
東京電力フュエル＆パワー（ＦＰ）：火力発電・燃料。38億円(89.2%)
東京電力パワーグリッド（ＰＧ）：送電・配電。8,628億円(100.0%)
東京電力エナジーパートナー（ＥＰ）：電気・ガス・くらし。25,192億円(86.8%)
東京電力リニューアブルパワー（ＲＰ）：再生可能エネルギー。801億円(134.0%)
利益はグループ内で売上をまわせばある程度までは操作可能なので、売上のみを気にすることにする。
再生可能エネルギーを除いて売上が前年比を下回っている。
一時的に自粛要請があり飲食店向けの電力販売が低下しただろうが、そんなに工場が停止していただろうか？
このあたりの情報がほしいな。
