2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)。
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当連結会計年度の連結業績は、売上高838億62百万円(前期比4.2%増)、営業利益480億77百万円(同11.2%増)、経常利益は526億円(同14.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は380億1百万円(同8.3%増)となりました。
(A)システムインテグレーション事業
主力の統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は、統合的に情報を管理するERPシステムとして、様々
な業界・業種の企業に求められました。主な傾向として、当社クラウドソリューションの採用増加に伴い、サーバ
ー機器等のハードウェア仕入販売の売上が減少したものの、付加価値の高い「OBIC7シリーズ」のシステム構
築売上については、大手・中堅企業への新規顧客開拓が進み、堅調に推移しております。
この結果、外部顧客に対する売上高は380億82百万円(前期比3.5%減)、営業利益は210億2百万円(同2.4%
増)となりました。
(B)システムサポート事業
主力のクラウドソリューションを中心に、ソフトウェア及びハードウェアの「運用支援・保守サービス等」が好
調に推移いたしました。
この結果、外部顧客に対する売上高は366億32百万円(前期比16.9%増)、営業利益は255億91百万円(同21.7%
増)となりました。
(C)オフィスオートメーション事業
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、中小企業を中心に印刷サプライやオフィス家具等の販売が
やや減少しました。
この結果、外部顧客に対する売上高は91億46百万円(前期比5.6%減)、営業利益は14億84百万円(同12.2%
減)となりました。
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→システムインテグレーション事業にてハードウェアの売上が減少したことと、オフィスオートメーション事業が想定を下回ったのが原因でコンセンサスに届かなかった。
売上高、実績839億、コンセンサス842億、-0.4%下回る。
経常利益、実績526億、コンセンサス521億、+0.9上回る。
来期見通しはコンセンサスを5.1%下回る。
株主構成は以下のとおり。浮動株が少ないから株価は当分安定しそうだが、買い残が多すぎて上値が重そうだ。
<外国> 34.8%<浮動株> 1.8%
<投信> 6.6%<特定株> 62.5%