首相官邸動画から抜粋。
短くまとまっていて非常にわかりやすい。
・ワクチンとは何か?
感染症の病原体に対する免疫をつけたり、強めたりすることで、個人の発症や重症化を予防するもの。
・スパイクたんぱく質に対する抗体
ワクチンの接種によりスパイクたんぱく質に対する抗体ができることで、ウイルスが細胞に入れないようにする。
・mRNAワクチン
スパイクたんぱく質に対する抗体をつくるためには、ウイルスは必要ではなく、スパイクたんぱく質があれば抗体はできる。
*mRNAとは、細胞質内で、アミノ酸からたんぱく質を組み立てるための設計図。
つまり、ヒトの体の中でスパイクたんぱく質がつくることができる。
→スパイクたんぱく質に対する免疫ができる。
→ウイルスが細胞に付着・侵入しにくくなる。
*ウイルスそのものではないので、感染症の症状を引き起こすことはない。体内には数日から1週間程度残るのみで、ヒトの遺伝子に影響を及ぼすことはない。
・変異ウイルスにワクチンは効くのか?
スパイクたんぱく質は1,273個のアミノ酸基がつらなったものなので、数個程度のアミノ酸の変化であれば大きな影響が出ることは少ない。
イギリス、南アフリカの変異についても、mRNAワクチンについては、これまで効果が極端に下がるというものは認められていない。