naos92の日記

あなたは夢をみる?志を低く自我を薄く、万人に好かれる便利な奴隷を目指します。

【映画】シンエヴァンゲリオン

宇多田ヒカルの歌の印象しかない。
綾波にそっくりさんが村の集落で生活しながら成長していく姿がみられるよ。
TV版、旧劇場版との違いは、登場人物がわざわざ説明するセリフが増えたことだろう。
息子から父親への問いかけとそれに対する答えは本作の好き嫌いがわかれるところではないのかしらん。
TV版、旧劇場版ともにあまり説明をせずに印象的なカットを多用することで視聴者側のイメージを膨らます手法が
とられていたが、庵野監督も年を取ったせいか、作っている最中に飽きたのか不明だが、全体的に冗長のイメージしかなかった。

庵野監督の大好きな宇宙戦艦ヤマトを終始見ているような気分になるよ。
アスカの眼帯は使徒のチカラを封印しているよ。これは最近のマンガやアニメでよくありがちかな。

本作の最後はマンガ版の終わりに近い感じ。
つまり、人類補完計画が発動されたあとにシンジが再生された世界で前向きに歩みだすというもの。
違いといえば、年齢が14歳ではなくなったこと。おそらく28歳かな。
アスカではなく、マリと未来を歩もうとしたところだろう。

アスカを救済するために、ケンケンとくっつける必要があったし(片意地張らずそのままでいいといってくれたのがケンケンだった)、
カヲルを救済するために、シンジが幸福になる必要があったからだ(というより、シンジ=庵野監督だとすると、マリ=安野モヨコだからだろうね)。

ちなみに以下がwikiからの情報。
結婚して、女性への苦手意識が軽減されたせいか、新たな女性キャラがマリだったのでしょう。

2002年 結婚
2006年 カラー設立
2007年 ヱヴァンゲリヲン劇場版:序
2009年 ヱヴァンゲリヲン劇場版:破
2012年 ヱヴァンゲリヲン劇場版:Q
2021年 シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ

その後、NHKのドキュメンタリーで庵野監督に密着した番組が放映されていたが、庵野監督のいう画が面白ければよい発言と、
シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱのカットや見せ方をあれだけの時間をかけて考え抜いたのに、結果はあまり目新しくもなく、見易くもない(特に戦闘シーンがどの視点から何を表したいのか分かりづらい)
映画となってしまたことに年月は無常だなと感じたよ。