以下の団体が絡んでレジ袋が有料となってから３週間が経過した。
財務省国税庁課税部酒税課
厚生労働省医政局経済課
農林水産省食料産業局バイオマス循環資源課
経済産業省産業技術環境局資源循環経済課
環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室
公益財団法人 日本容器包装リサイクル協会
レジ袋有料化のお題目としては、以下の通りだ。
海洋プラスチックごみ問題を含めた環境問題が深刻さを増しています。
政府では環境問題解決に向けて様々な施策を実施、検討しています。
レジ袋削減もその一環です。
できるだけ無駄なレジ袋を少なくし、環境問題解決の一歩になるよう、皆様のご協力を賜りたくよろしくお願い申し上げます。
でもちょっとまって。
まず、海洋プラスチックごみは不法投棄が問題でしょう。
きっちり回収して化学的な処理を施せばいいわけだし、ちょっと問題点がずれている。わざとずらしているのでしょうけれど。
また、もともとレジ袋が無料で提供されていたのは、万引きの防止や店の宣伝のためといった理由もあったはずで、このメリットと比較して、どちらが有効化のかが議論されないまま強制有料となってしまっている。
日本人の気質からすると有料のレジ袋を利用する人よりも、マイバックを持参して利用する人が多いだろう。そういった行動習慣が身に着くと、無駄な買い物をすることがなくなり、個人消費が縮小して、アベノミクスの目標であるインフレ率達成もますます厳しくなるだろうね。
