naos92の日記

あなたは夢をみる?志を低く自我を薄く、万人に好かれる便利な奴隷を目指します。

それは国民の理解を得られないよ学術会議さん

菅首相による学術会議の任命見送りが話題になっている。

菅首相は「学問の自由とは全く関係ない」と説明している。

追加の説明の場は、別途設けるようだが、学術会議に年間およそ10億円の予算を充てていることや、会員が公務員になることなどを問題視したようだ。

ところで、学術会議というのはどんな組織なのだろうか?

以下は記事からの引用。

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日本学術会議は、全国におよそ87万人いる日本の科学者を代表する機関で、科学を行政や産業、国民生活に反映、浸透させることを目的に昭和24年に設立されました。

また、会議に関係する経費として、毎年およそ10億円の予算が充てられています。

その内訳について、加藤官房長官は記者会見で、今年度分として、
▽事務局の人件費と事務費が5億5000万円、
▽人件費を含む、政府や社会などへの提言に2億5000万円、
▽各国のアカデミーとの交流など国際的な活動に2億円、
▽科学の役割の普及・啓発に1000万円、
▽科学者の間のネットワークの構築に1000万円を
それぞれ計上していることを明らかにしています。
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これまで、学術会議の活動から科学を行政や産業、国民生活に反映、浸透させたのか?といわれると一般的な国民は頭の中が???となるだろう。

コロナを科学のチカラで乗り越えようとしている米国に対して、ワイドショーをにぎわしているよくわからない人たちの妄想で乗り候えようとしている日本という立ち位置だと思うが、学術会議はこの辺りをどう考えているのか?また、現状の国際社会における日本のプレゼンスの低下をどう考えているのか?何かこれまでに役に立つようなことをしてきたのか?など不明点なことばかり。また予算も10億円!と庶民が驚くような予算がつけられている(人数比で考えると多くないことは分かっているよ)。これは国民の理解は得られないだろうな。菅首相の実績のひとつとして、時代にあわせて前例を破ったとアピールにもなるし、任命されなかった人たちは残念でしたというしかないね。

 

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